yuru-photo10のブログ

風景写真・アウトドア・山が好きなやつが送るゆるい日常です。

夏の楽しみ登山 蝶ヶ岳に登る

毎日暑いですね。都会に住んでると外出する元気すらなく家でだらだら過ごす日が多くなってしまいます。

 

そんな夏ですが、私が夏に楽しみにしていることに登山があります。職場の仲間と毎年登山に行っており、今年ももれなく行ってきました。

ここ数年は2泊3日の山行が恒例化していましたが、今年はメンバーの仕事の関係で1泊となってしまいました。

 

事前の計画は

1日目:中房温泉~燕岳~大天井岳 大天荘テント場泊

2日目:大天荘~常念岳~常念乗越~一の沢

という手軽でありながら縦走も十分に満喫できるコースとしました。

 

大抵計画どおりにいかない我々の登山

 

今回は私を含め3人で行きました。私は仕事が朝終わりだったので問題ありませんでしたが、あとの2人が普通の夕方終わりの仕事で、予定では定時に退社して、すぐに出発し向こうで仮眠し登山という計画でした。

 

1人は無事定時退社完了

 

もう一人はこの時期忙しいらしく、なんと21時半頃に仕事が終わりました。

 

そして、24時頃に合流できそうだったのですが、彼が登山靴を忘れ取りに帰ったりして、結局1時頃に合流し、出発しました。

 

この時点で、順調に到着しても中房温泉には8~9時頃(しゃくなげ荘に車を置く)となります。1日目のコースタイムは燕岳往復を省略しても約7時間です。また、一睡もせずの登山はやはりリスクが高く、少し仮眠したとすると計画は破綻します。

 

無理はせず蝶ヶ岳に計画を変更することにしました。

 

結局盛大に仮眠をとったりして、三股登山口には10時頃到着、登山開始は11時頃となりました。この遅さのお陰で、すでに下山した人がおり、第一駐車場に車を止めることができました。

 

眺望のない登山道をひたすらゆく

 

駐車場から登山口までは約800m林道を歩きます。ここで登山届を出します。

最初駐車場で登山届を提出するところを探してしまい、数分ロスしました(笑)

f:id:yuru-photo10:20190806014749j:plain

三股登山口

序盤は川の流れに沿って歩くコースで涼しさすら感じます。

800m歩いたところには「もう」最終水場である力水が現れます。

f:id:yuru-photo10:20190806014755j:plain

力水

この水は超軟水で口当たり抜群でとてもおいしかったです。あまりのおいしさに帰りに2リッター汲んで持って帰りました。欲を言えばコース中盤に欲しかったですが、コース中盤なら2リッター持って帰らなかったと思うのでなんとも言えません(笑)

 

f:id:yuru-photo10:20190806014807j:plain

ゴジラみたいな木

力水から数百メートル歩くと、有名なゴジラみたいな木に到着します。ゴジラというよりかは恐竜ですね。

 

蝶ヶ岳までのコースで見せ場といえば上記の2つくらいでした。あとは永遠と森林の中を登っていくコースで眺望もなくただただ辛かったです。

道自体は階段が設置されたり非常に整備されていました。

 

結局、景色が開けるのは蝶ヶ岳寸前の数百メートルだけでした。これまでのコースで一番つまらなかったかもしれません(^ ^;)

 

私たち登山隊もバテバテ&モチベーション低下により、11時に登山口を出て、17時に到着とコースタイムを1時間オーバーしましたが、休憩1時間くらいあったのでコースタイムどおりかもしれません。

 

17時ということで夜はすぐそこまでやってきています。テントを設営して、夕食を食べたら真っ暗になってしまいました。

 

台風みたいな夜 死重となったカメラ

 

登山した日は、新月に近く晴れれば星が綺麗に見える絶好のチャンスでした。

 

私も気合を入れて機材を

EOS RP + RF24-105mm F4 と アダプタ+TAMRON17-35mm F2.8-4

X-T20 + XF16mm F1.4

を持ってきました。

 

夕食を食べテントに入ったときには、どんより曇っており、強風が吹いていました。

テントが風で揺さぶられる音がすごく、「これ絶対寝れないやつ」と思っていましたが、音楽を聴いてると(ノイズキャンセラ付き)あまり風の音が気にならずあっさり寝れてしまいました。

 

まず22時頃起きました。テントから顔を出すと満点の星が広がっているではないですか!!でも霞んでいるのか白く濁っています。

 

カメラを準備していると、再びテントを揺らす風が強くなってきました。

顔を出すと、星空が見えない・・・・・・雲の中に入ってしまったようです。

 

そこから1時間置きに寝ては起きテントから顔を出しますが、ついに星空は見えませんでした。

 

朝はなんとか晴れる

 

最後に起きたのは午前3時で、次に起きたのは日の出頃で、周りのにぎやかな音で起きました。日の出は中途半端な雲の上から現れました。穂高・槍方面のモルゲンロートも雲が多く中途半端といった感じでした。

f:id:yuru-photo10:20190806014816j:plain

EOS RP + RF24-105mm

f:id:yuru-photo10:20190806014822j:plain

EOS RP + RF24-105mm

f:id:yuru-photo10:20190806014829j:plain

EOS RP + RF24-105mm

一人、また一人と蝶ヶ岳から去っていきますが、我々は下山するのみなので、午前中はのんびりとしましょう。しばらくすると雲も取れてきました。

 

f:id:yuru-photo10:20190806014835j:plain

EOS RP + RF24-105mm

f:id:yuru-photo10:20190806014840j:plain

EOS RP + RF24-105mm

やはり槍・穂高方面の山々は綺麗ですね。特に7月後半の残雪が残っている感じもいいです。槍ヶ岳はいつかは登ってみたいですが、写真好きとしては被写体になってもらうほうが良いです(笑)

 

これでこれまでに制した山は

白馬岳・立山3山・唐松岳五竜岳鹿島槍ヶ岳爺が岳・燕岳・大天井岳常念岳蝶ヶ岳双六岳・三俣蓮華岳鷲羽岳

となりました。

 

のんびり過ごし、下山開始は12時で、駐車場には16時に到着しました。

あぁ夏の楽しみが一つ終わってしまいました。

 

まとめ

 

今回は思わぬ蝶ヶ岳登山となりましたが、総括です。

 

登山道はおもしろくないと散々に書きましたが、難しいところは特になく初心者向けコースといった印象です。また、蝶ヶ岳自体は、槍・穂が見渡せ絶景レベルはかなり高めです。テント場すぐ絶景は、かなりポイント高いです。

 

テント場からトイレは徒歩2分ほどです。水場はありませんが小屋内で1リットル200円で購入可能です。

 

またもう一つ、北アルプスの中では安曇野インターから最も近い登山口であり、気軽に訪れることができるのも特筆すべき点です。

 

下山後は車で20分程でほりでーゆという温泉があります。蝶ヶ岳の小屋で割引券がもらえ一人430円で入ることができます。

 

是非北アルプス入門に蝶ヶ岳はどうでしょう。

 

 

また、今回いいなと思ったアイテムを紹介します。

f:id:yuru-photo10:20190806014802j:plain

じゃがりこbitsというやつです。

登山中の行動食いつもなやみませんか?お菓子買っても1回の休憩で全部食べ切れない、ウエハースやカロリーメイトは口がパサパサになりすぎる等

 

今回、安曇野にあるコンビニにあるじゃがりこbitsをたまたま発見して買ってみました。チャック付きで、1回で食べきれなくても心配ありません。食べた後は、体を拭いたウェットティッシュなどのゴミを入れました。

 

何よりも塩分があるじゃがりこ登山中にはとてもおいしかったです。

登山好きが当たり前にやってる、通常のカップじゃがりこ開封して、ジップロックに入れればより安いしええやんと言われれば返す言葉がありませんが、手軽に登山前に買える点が気に入りました。次回も持っていくこと決定です。