4泊5日で新緑の北海道へ旅をする③
深夜2時半頃に目覚めました。
美幌の上空の天気は晴れでした。美幌峠のライブカメラを見ると、月明かりでうっすらと雲海が出ていそうな雰囲気でした。これは行ってみるしかありません。
美幌町から車で30分程、美幌峠に到着しました。
この日の北海道の日の出時刻は3時40分頃です。関西に比べて1時間程早いので、とてつもなく早く感じます。平日にも関わらず写真愛好家が数人おられます。私も仲間入りし日が昇るのを待ちます。
盛大な日の出です。EOSRP+24-105mmは太陽を入れてもあまりフレアが発生せずよい感じです。光源が強くなるとダメですが、そこまでいったら諦めようといった感じです。
EOS RPとX-T20との撮り比べです。(条件は揃えていない適当撮り比べです)
どちらも良い色してるんですが(どちらも少し彩度あげています)、個人的には富士フイルムのX-T20の色が好みです。うまく表せないですが、朝焼けの紫がかった色の出方が良いです。というかなかなか他のメーカーでこの色が撮って出しででません。この色があるからXシリーズやめれません。
雲海の端に朝日が当たる部分も見逃せません。
美幌峠の雲海を眺めるところは道の駅になっていまして、非常に綺麗なところでした。夜から来て満点の星空からの日の出雲海なんていうのもやってみたいですね^^
さて最高の一日の始まりを終えて次に知床に向かいました。
と言いたいところでしたが道中も素晴らしい景色がたくさんあり寄り道ばかりです。
まずは美幌峠から美幌に戻る途中国道243号線です。行きは暗くて気づかなかったのですが、道脇に白樺?が植えられており綺麗でした。
続いて斜里町に近づいてくると何やらかっこいい山が見えてきました。実は山好きでありながらこの斜里岳初めて知りました(北海道の山はほとんど知りません)。
斜里町から知床五胡までが意外と長かったです。
知床五胡に着きましたが、太陽の向きが・・・ここは午後順光でした。グーグルマップで見たとき勝手に午前順光と思い込んでしましたました。今見たらどう見ても午後順光なのになんでだろう(笑)
朝早かったことのあり1時間程仮眠し午前遅くなるまで待ちました。
日本最北の世界遺産知床に立つ
すいません。見出しは壮大ですが、ただ知床に来て、知床五湖のうち1つだけ見て帰ったショボめの記事ということを先にご了承願います。
仮眠をして11時過ぎになりました。知床連山の北側にもぼちぼち日が回ってきていると思われるので行きましょう。
高架木道を歩くと気持ちのよい風があたり清々しかったです。
知床五湖には名前のとおり5つの湖があります。そのうち1湖へは高架木道を通り、誰でも行くことが可能です。残りの4つの湖へは、地上遊歩道を通ることで行けますが、5月~7月のヒグマ活動期は危険を避けるためにガイドの引率(有料)がなければ歩くことができません(他の時期はレクチャーを受けた人のみ歩ける)。
私はとりあえず1湖まで行ってみてそれから、本日または明日にガイドの引率で残りの4湖に行くか決めようと考えていました。
来ました憧れの景色です。
個人的には新緑+残雪の知床連山を想像していましたが、ちょっと時期が遅く残雪はほとんどありません。今年は5月に30度後半になる異常気象のあったのでそれも影響したのでしょうか。
1湖のお立ち台はこのようになっています。タイミングが悪いと修学旅行生や遠足?が来て何組も入れ替わりながら記念撮影を行うのでその間撮影しにくい上にめちゃくちゃ騒がしいです。そしてこんな雄大で素晴らしい風景でも学生が興味なさそうなのがまた(笑)もちろん昔は私もそうでしたが。
さて、1湖を見て綺麗でしたが、理想とは少し時期が違ったようです。地上遊歩道はまたいつか訪れるとして、今回は1湖で満足して帰ることにしました。
ウトロで本場のいくら丼を食べる
知床五湖を出発してしばらく走ると、道の駅ウトロ シリエクトがありました。丁度お昼時なので併設の食堂に行ってみました。時間が時間なので混雑していましたが、一人だったのですんなり入ることができました。
魚介料理の他にスープカレーなど魅力的なメニューもいっぱいありましたが、やっぱりこれです。いくら丼にしました。お値段は1800円ですがその価値あります。本州で食べるものと味が違います。漬物も種類は少ないですが食べ放題でした。
お腹も大満足したことですし、行きましょう。
知床は本当は1泊2日くらいのんびり観光したかったですが、他にも行きたい場所は山ほどあるのでこれでおしまいです。次来たときは5湖、羅臼峠、夕日、温泉を満喫したいですね。
秘境 神の子池に行く
しばらく走るとオシンコシンの滝の看板がありました。名前だけ聞いたことありましたがとりあえず行ってみましょう。
この滝たまに写真で見たことあったんですが、こんな場所にあったのですね。滑るような流れで綺麗でした。
目の前から迫力ある風に撮影。レンズに水しぶきがかかってしまいました。
斜里町からは釧網線沿いに車を進め、あまりメジャーではない裏摩周の方を目指します。マップ上では道道1115線がえらく細く描かれており少々不安ではありましたが、道幅も舗装も全く問題ない快走路でした。
釧網線と緑駅付近で別れてさらにしばらく走ると神の子池の案内看板がありそちらへ向かいます。さすがにここからは未舗装道路です。レンタカーのアクセラはそこそこ最低高が低いので、ゆっくり進みます。すれ違える箇所は何か所もありますが、観光シーズンになったらすれ違いで結構時間を食わそうです。
1.5kmほどで駐車場に到着です。キャパはそこそこ大きく観光シーズンでも大丈夫でしょう。しかし圏外(docomo)だったので、調べもの等あるときは事前にしておくことをおすすめします。
綺麗です。神の子池は摩周湖の伏流水が湧き出ていると言われています。水の温度も8度と低く、倒れた木が腐らずに残っているそうです。
到着した時間が15時すぎでした。十分綺麗なのですが、太陽が傾き木々に遮られたことで池全体には光が入らず写真的には想像してたのと違う感じになってしまいました(笑)ここは正午くらに訪れるか、曇りの日のほうが綺麗かもしれません。
しかし、目で見てる分にはめちゃくちゃ綺麗なので訪れてよかったです。写真的にはまたいつか訪れることにしましょう(←こればっかり言っているような気が)。
この後は裏摩周展望台に訪れましたが、雲が出始め、霞もすごかったので撃沈です。
本日の宿は「屈斜路プリンスホテル」です。そこそこお値段しましたが、夕食も朝食もついて温泉もあるので、昨日車中泊で疲れた体には最適でした。
温泉に入り、夕食(バイキング形式)を食べて明日の予定を考えようとしましたが、いつの間にか意識が飛んでいました(笑)
続く